パーマ、離れる〜
- balu
- 2018年4月21日
- 読了時間: 3分
最近のヘアカタログなどを見ていると
パーマをかけているスタイルが少ないですねー
パーマが好きな自分とすると寂しい感じもしますが
このパーマ離れは色々な要因が重なっておきてるから
仕方のない事かもしれません
自分はパーマとても魅力的な素晴らしい技術だと思うので
またパーマをかける方が増えるといいなーとは思います
が、
なんでこんなにもパーマかける方が減ったのか
その要因の一つがヘアカタのパーマがだいぶウソついてたから
これは色んな美容師さんだったり
ネットでたくさん暴露されてますが
だいぶ前から、ヘアカタでパーマとか言ってるスタイルがコテで
仕上げてたりしてるのでパーマで出せるわけがないんです
でもお客さん、わからないからかける
美容師側もスキルが高くないと説明や綺麗にかからない
そしてイメージとは程遠い仕上がり
嫌な気持ちになりもうかけないということになる
自分もパーマの失敗たくさんしました
2004年頃からえびちゃんこと蛯原友里さんや
雑誌モデル系の人から火がついた
巻き髪スタイル
そこからからのパーマスタイル
この辺りからパーマの勘違いが始まった気がする
コテで巻いたように左右均一なカールで
ツヤがありロングでもトップにふんわり.......
が出せるわけがないんですね
だけどヘアカタにはパーマって書いてある
だってそれはコテで仕上げてるから
こういうことやってきたからパーマかける人が少なくなってきたんですよね
もちろん本当に高いスキルを持っててパーマで載せてる方もいたと思います
がほとんどがコテなどを使っていたのでしょう
さらにこの世の中のパーマ離れ、パーマ不必要感の流れなのでしょう
パーマがそもそもメニューにない美容室も出てきました
特に今はカット専門・カラー専門・シャンプーブロー専門など
1つのメニューに特化する専門店の方が流行るのでなおさらなんでしょうが
今はデジタルパーマ、エアウェーブが出てきてからは
コテの質感に近いパーマを再現しやすくはなりましたが
でも残念ながらお客様の髪のコンディションで仕上がりの差が出るのは必須です
結局、お客さん側に押し付けてる感がありますが事実そうなんです
痛んでいる髪にパーマをかけて綺麗なツヤ・カールパーマは
絶対にありえない
だからこそそのお客さんがパーマかけられるのかかけられないのか
今の髪の状態でかけるとこれぐらいの仕上がり、痛みになるとか
こういうパーマの方がいいとか
美容師側のお客さんの髪質を見極めることがとっても重要になります
コテはコテの良さがあり
パーマはパーマの良さがあります
もちろん二つとも悪さもあります
そういったことをふまえてお客さんの普段の生活を邪魔しない
スタイルを提案します m(_ _)m
Comments