意外と知らないカラーの仕組み
- balu
- 2018年3月2日
- 読了時間: 3分
最近のヘアカラー事情はWカラー(ダブルカラー)といって
一度ブリーチ剤で髪を明るくしてから希望の色で染めるやり方が
よく見られますね
とても色味が綺麗でインスタ映えも良し!と言う感じで
でもブリーチは痛むから普通のカラーでと希望するお客さんに
『普通のヘアカラーでも少なからずブリーチしてますよ』
と言うと
結構な確率で
えっ!!??
ブリーチしてんの!!?? ( ゚д゚)
てなる方が多い
なので簡単にヘアカラーの仕組みを説明してみます
まずみんながよく知る金髪になっちゃう
ブリーチ剤の仕組みはこう⇩

髪の中にはメラニン色素という黒色の成分がきっちり入ってます
(このメラニンが顔に出るとシミになる)
そしてブリーチをする事で中のメラニン色素を壊して
髪の外に出すことに金髪になります
たくさんメラニン色素を壊すほど金髪に近づきます
そして皆さんもよくご存知のようにこの壊す力が強いほど
髪は痛みます
じゃあいわゆる普通のへカラーの仕組みは
はどうなっているかというとこう⇩

やっぱりまずメラニン色素壊し
そしてメラニン色素がなくなって空いた所に
カラー剤の色素が入ります
これにより髪に色が入るわけです
繰り返し
もう一度
まずメラニン色素を壊し
空いたところにカラー剤の色素が入り
これにより髪に色が入る
そうなんです
普通のヘアカラーもブリーチをしながら色を入れるんです
もちろん金髪ブリーチに比べたら力は弱いので髪の痛みも少ないですが
でも、、、、 繰り返したら、、、、、。
ちなみに一度壊したメラニン色素はもとに戻りません
前よりメラニン色素少なくなった髪に
同じようにカラーをしたら、、、、。
皆さんこんな経験ありませんか?
そんなに明るいトーンで染めてないのに
カラーを繰り返しているうちに髪がだいぶ明るくなってしまっている
これもこのへカラーの仕組みが原因の1つだと思います
じゃあ毎回、全体染めはやっちゃダメなのか!?
正直、髪のダメージだけを考えたら避けたほうがいい
ですが『私はヘアカラーも楽しみたい! (● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾』
なのでそんな方に対応する為に
髪の根元・中間・毛先で
ブリーチ力の異なるカラー剤で塗り分ける
これはホームカラーじゃできない!
数種類のオキシ(ブリーチ剤)を
持っているサロンカラーの強みです
♪(´ε` )
その辺の説明は長くなりそうなのでまた今度!
ただこういったやり方は美容師はごく当たり前にやっていて
お客さんが知らないことが多いんです
こっちの説明不足もあるんですが (^_^;)
でも、ちょっとでもへカラーの仕組みがわかると自分の髪への
関心も高くなるし正しいヘアケアにつながるかと思うので
また書きます
お店でも興味がある方には色々ケミカルネタを話してますので
言って下さいね ( ´ ▽ ` )
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