トリートメント、よくわからん
- balu
- 2018年5月2日
- 読了時間: 2分
『トリートメント』
ほんとよく聞く言葉ですが
これ、大きく分けて2つ種類があるんです
髪をコーテングして被膜を作るトリートメント
と
カラーやパーマなどの薬剤による髪の中の化学反応を
遅らせたり消したりするトリートメント
の2種類
大体の方は前者のコーティングするトリートメントは
わかると思いますが
よくわからないのが後者のトリートメント
これは美容室によっては『前処理』『中間処理』『後処理』とか
言われたりします
前処理は薬剤をつける前
中間処理は薬剤をつけてる時
後処理は薬剤を洗い流した時に
それぞれのタイミングでより髪に薬剤反応の負担を
かけないようにする処理、トリートメントになります
この処理系のトリートメントって触った感じがよくなるとか
ツヤが出るとか目に見えて効果がわかりずらいので
過去に美容室で進められた事があってもあまりしない方も
多いかも知れません
が
この処理系トリートメント
とっても大事!
特に後処理がすんごい大事!!個人的には!!
後処理のは働きは
カラーやパーマでアルカリ性に傾いてしまった
髪を本来の弱酸性に戻す効果があります
これの何が重要かというと
アルカリ性に髪が傾くと膨潤するんですね
髪が膨潤して柔らかくなってくれる事で
薬剤成分が毛髪の中に入る事ができ薬剤反応を起こせます
そして希望通りの薬剤反応
(カラーなら綺麗に染まる、パーマならちゃんとかかる)
が起きて薬剤を洗い流しても
髪はアルカリ性のままなんです
つまりデリケートな状態のままでダメージにつながりやすい
なので後処理を適切に行う事で
薬剤ダメージを軽減できるんです
髪の内部の話で見えないけど
見えないところだからこそ重要と思います
あと
コーテング系トリートメントに関しては
また後で書きますが
ネットや現役美容師さん達も言い始めてますが
被膜を作るトリートメントは実は髪の毛を逆にいたますと言う事実
自分もこの事知ってからDO-Sシャンプーを
お店で使うようになったり
ハナヘナを取り扱うようになりました
一概にコーティング系トリートメントが全て悪いとは思いません
一時的に髪のツヤや手触りまとまりは良くなる
ただ長期的に綺麗に髪をしたい方は美容室での
コーティング系トリートメントより
普段、使うシャンプーをサロン用に変えたり
カラー、パーマのスパンを
変えたり、毎日のヘアケアを変えて行くほうが
遠回りに思えるけど1番の近道かもしれません
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