縮毛強制とパーマ
- balu
- 2018年5月31日
- 読了時間: 3分
九州も梅雨入りしたそうで
関東ももうすぐ梅雨入りしそうですね
ついついイヤーな気持ちになりやすい梅雨時期ですが
作物作られてるお客様と話していると
梅雨の雨の大切さも感じます ( ´ ▽ ` )
とは言え
髪のトラブルが多く出るのもこの季節
色々悩みが増えますよね
特にくせ毛の方は広がりが出やすい
そして対処放置して定番なのが
縮毛強制
髪を真っ直ぐサラサラに
というキャッチコピーでよくこの時期出ますよね
ただこの縮毛強制、やる前に知っておいて
もらいたい事があります
それが
矯正をかけたところにパーマはかけられない
正確に言うと
どれぐらいパーマがかかるか計算が出来ない
それをちょっと簡単に説明します
メニューの中でもトップクラスの髪に負担がかかる施術
最近は薬剤が良くなったことなどから
あまり痛まない縮毛強制など言われる事が
多くなりましたが、それでも髪へのダメージは
かなり大きいメニューには変わりません
どうしてか?
普通のパーマは髪の内部のタンパク質を軟化(柔らかく)
させてから固定(酸化)させる薬をつけます
縮毛強制も同じく髪の内部のタンパク質を軟化させます
が、、
この軟化度合いがパーマに比べてだいぶ大きい
普通のパーマは髪が大体3割ほど軟化すればOKですが
縮毛強制の場合7〜8割ほど軟化する必要があります
つまりより多く髪内部のタンパク質に負担を与えます
そしてその過軟化(軟化が多く進んだ状態)の状態から
アイロンの熱や物理的なパワーでさらに髪に負荷を
かけて真っ直ぐにします そして固定させる
つまり
薬剤パワー & 物理パワー
2つの力で髪の内部のタンパク質の構造を
変えて髪を真っ直ぐにします
このため縮毛強制後の髪は内部構造が
何もしていない髪とだいぶ変化してしまっている状態です
この変化してしまっている髪に動きが出るパーマを
計算してかけることは残念ながらほぼ無理なんです
特にユルフワ系のパーマは当店ではできないと
説明してます
なかには縮毛強制した髪をデジパーや特別なパーマ(?)
でかけられると言うお店もありますが
・どれだけ軟化をしたのか?
・アイロンの熱は何度ででどれだけ当てたのか?
・熱によるタンパク質の変形(熱変性)がどれだけ進んでるのか?
これらがよくわからない状態でパーマをかけるには
あまりにもリスクが高すぎる
実際、縮毛強制後のデジパーで髪がチリチリになってし
まった話などは聞きます
なので縮毛強制をかけるときは
まず、しっかりそういった説明を美容師側がおこない
そういった制約があるものだとお客様も納得して
施術を決めていく事が重要なんだと思います
お客様は何もわからないのですから
日頃からできるだけわかりやすい
メニュー説明を心がけております
電話、ラインからでもよくわからないメニュー内容の説明
など承っております お気軽にご利用ください
お待ちしております
♪( ´θ`)
Comments